有限会社二葉不動産

2020年06月4日

【レオパレス21希望退職】1,000人規模と全体の１５％だそうですね。

こんにちは二葉不動産の原です。

 

【レオパレス21　希望退職を募る】

 

本日のYAHOOニュースにて確認しましたが、レオパレス21が、従業員の１５％にあたる1,000人の希望退職を募ると報道がありました。今期の赤字が802億円となり、赤字幅は過去最大だといいいます。耐震偽装やさまざまな形でオーナー様（建築主様）の意に反することをしてきたことが数値として出てしまいました。

 

 

【知り合いには「近いうちにやるかも」と】

 

私も知り合いが勤めておりまして、耐震等が問題になった際に辞めるか辞めないかと検討していたので、「近いうちに会社で希望退職」を募ると思うから今は辛抱だと伝えしました。予想通りでしたね。明日の取締役会で承認すれば開始するということでした。

 

 

【なぜ今希望退職制度？】

 

レオパレスは建築基準法の基準に合わないアパートを施工した問題が広がり、入居率が低迷。その後も改修工事が遅れ、3月末の入居率は83%と目標の85%に届かず、赤字幅が拡大したという。新型コロナウイルスの影響で、本来なら繁忙期の3月に十分な営業ができなかったことも響いたということでした。

 

不動産業界で今回のコロナで売り上げが上がった会社など皆無に近いのではないでしょうか。お住まい探しを「緊急事態宣言」でストップしている方が多く、やっとここ最近にお住まい探しをされる方が増えてきたなと感じております。

 

相当まずい状況に陥っている可能性がありますね。

 

 

【誰が困るか・・・それは建築主様であり入居者様です】

 

これは会社のことや従業員のことですが、困るのは建築主様であり入居者様です。募集から更新、解約から建物メンテナンスなどの業務に支障が出てくる可能性があります。もし会社が倒産してしまったらどうするのでしょうか？入居者様は？建物のメンテナンスはだれがやるの？ということになります。

 

報道では、現在新型コロナウイルスで建物建築をストップしている状態のため、人員の整理、事務所閉鎖などのコスト削減などのスリム化を行うということでしたが、物件数を増やした状況で人員を減らすと一人一人の仕事に対しての量が増えて非効率になるのではと考えます。

 

今後どのような対応していくか賃貸不動産業者として非常に興味があります。