2020年06月8日
【不動産取引の難しさ】16年間仕事しておりますがまだ解らないことだらけです。
こんにちは二葉不動産の原です。
【不動産取引の難しさ】
23歳の頃から不動産業界に入り、諸先輩方の指導を受けてまいりましたが、いまだに奥が深く難しい仕事だなと感じております。売買では、土地、一戸建ての販売、アパートの一棟販売、借地権の更新、底地の売却、土地の有効活用などです。賃貸では、賃貸アパート、マンション、事務所・店舗、駐車場の仲介、賃貸管理、クレーム対応などを行いました。
まだまだ不動産業務では任意売却、不動産証券化などの対応したことのない業務もございます。私が思うに自分にとっての業務範囲(通常業務)はあるかと思います。もし対応できないのであれば知り合いや仲良くしている不動産業者様を紹介することを行っております。
【知ったかぶりはやめましょう】
自分も一戸建て営業マンの時にミスを犯してしまったこと。これは「知ったかぶり」です。知らないのに違う説明を行ってしまいお客様にご迷惑をかけてしまうことです。20代の営業マンがすべての不動産知識を知っているわけないじゃないですか。私は38歳になってもいまだにわからないことはあります。
その際には宿題として預かり、インターネットや専門家に電話で聞くのが一番最適です。全部を知っている不動産業者などいません。【知ったかぶりでの取引】が一番危険であります。
他社様ですが、その知ったかぶりでお客様と商談し、最終的には不幸になるケースが最近よく起きております。相続の際での不動産売却などは相続の流れを知っていないととても危険です。募集する前に準備することがたくさんあるからです。
このように自分だけではなく「お客様があっての取引」なので、お客様の状態を確認しつつうまくまとめていかなければなりません。最初に話していたことが二転三転することもよくあります。最近でも様々な取引をさせていただいておりましてとても感じていることです。
【売買取引も賃貸取引も事前に準備が重要】
年に数件賃貸業務と並行して売買取引があります。紹介リピートをメインとしておりご紹介や相談をしていただけるお客様に感謝しておりますが、売買取引は賃貸と比べて調査の量やリスク管理に努めなければなりません。
決して賃貸を舐めているわけではありませんが、売買取引は特約の項目や容認事項も多く含まれておりますので簡単にできるものではないからです。何度も現地に赴き、不明な点は質問することが重要です。
そして売買契約締結前に契約書と重要事項説明書のひな型を作成し、事前に交付します。当日に「これは削除してくれ」「それは困る」といったことでトラブルになったことが過去に数回ありました。契約が不成立となりますと募集しなおさないといけません。事前に売主様買主様がご納得してもらわなければなりません。
納得していただくのは賃貸でも同じです。住居に関してはほぼ定型文のため特約等は限られておりますが、特に店舗事務所の場合はイレギュラーなことや、決まり事などが多いため、事前に契約書、重要事項説明書を事前に交付して確認していただいております。
【どの取引も契約書に署名・捺印していただかないと成立しない】
口頭で成立する諾成契約は置いといて、不動産業者は重要事項説明書と契約書を取引士の署名・捺印のもと売主(貸主)様、買主(借主)様の署名・捺印をいただくことで成立します。実際には契約金や手数料の授受や、鍵等の引き渡しが終わりそこで終了となるわけですが、私は契約書の調印が終わるまでどの取引もビクビクしております。
契約書に署名・捺印をしていただきますと、とてもホッとします。何とか成立したかなと。もちろん引き渡しまで気が抜けないわけですが。。。
今月は少しずつお問い合わせが増えてまいりました。ここで気合をいれてできることをしっかりと行い、ビクビクしながら契約締結できればなと思っております。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。