2020年07月2日
【強制執行の断行で思うこと】何のために契約があるのでしょう。約束事は守りましょう。
こんにちは二葉不動産の原です。
【強制執行の断行】
本来ならばあってはならないことですが、本日裁判の判決後強制執行の断行が行われました。1年半ほど前に交わした貸主・借主間での賃貸借契約において借主サイドが家賃を支払わず、催告しても覚書を交わしても変化がなかったため弁護士先生にお願いして裁判にかけました。詳細は省きますが、判決後催告を行って1ヵ月。断行の日を迎えました。
※裁判の流れ等については以前に行った「強制執行の断行ブログを」
貸主様、弁護士先生そして執行屋さん、地方裁判所執行官などが現地に集まり断行することになりました。
【大勢の方が集まり一斉に搬出】
数日前に借主から弁護士サイドに退去したので、荷物の所有権放棄をする旨の連絡があったため、当日は入居者不在にて断行されました。大勢のバイトの方が荷物を搬出し約3時間で綺麗になりました。
羽振りのよい生活をしていたようで、桐のタンス、大型テレビ、ベッド、布団、そして事業をしていた関係で商品などなどが出てきます。かなりの量でしたね。しかしながら全部処分ですよ。非常に残念ですね。
思い出の品などもあったようですが、かまわず全部処分です。事前に本当に必要な物はレンタカーを借りて搬出したようで衣類はありませんでした。
【何のための契約があるのでしょうか】
弁護士費用、執行費用等々すべて貸主様負担になり、かなりの高額です。私としても悲しくて仕方がありません。本当に申し訳なく感じております。申込時に相談の上、決定しておりますが防げなかったことに反省です。
なんのために契約なのか、何のために不動産業者が存在するのか、何のために弁護士先生にお願いし裁判をしていただいたのか、、、踏み倒して逃げて何になりますか。私も反省しておりますが、言葉でだまされました。
あの時の言葉を信じていたのに・・・というのは言い訳かもしれません。しかも自分だけでなく弁護士先生にも同じように嘘を重ねておりました。
仕事をするうえでお客様を信じることはすごく重要なひとつであります。
不動産業者の先輩ではよく「人間不信になる」という言葉を聞きます。悪知恵を働かして人をだます方もいます。でも良くしてくれる方もいらっしゃいます。
私としては今後しっかりとお客様との会話、内容、雰囲気等も総合的に判断できる人間になるように努めます。良くしていただけるお客様にも恵まれておりますので前向きに考えます。
最後に「約束事は守りましょう。守らないと誰も喜べない状況になります。」
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。