2020年07月25日
【踏面と蹴上】何の用語かご存知ですか?建築用語のひとつです。
こんにちは二葉不動産の原です。
【踏面と蹴上】
「ふみづら」と「けあげ」といいます。この用語は何のことを言っているのでしょうか?
答えは階段のことを言っています。
「踏面」は、足が乗る水平面の板。
「蹴上」は、踏面と垂直に交わる蹴上げの部分。
となります。なかなか建築業者しか使わない用語で、不動産業者も単純に階段の踏む部分、足を上げる部分ということが多いような気がします。
【建築基準法で決まっています】
踏面は15cm以上、蹴上は23cm以下と建築基準法で決まっております。理由は踏面が小さいと足を踏み外す可能性があること、蹴上が高いと上るのに支障をきたすからです。
古い物件に多いですが実際に見に行きますと階段の長さが短かったり、狭かったりすることがあります。その際には住む方の年齢をよく判断してからおススメすることかなと考えます。
なおバリアフリー法においては、踏面は19.5cm以上。
蹴上は、勾配が6/7以下(推奨寸法)で、蹴上げ寸法の2倍に踏面寸法を加えた寸法が550mm~650mm以内で、若しくは勾配22/21以下(基本寸法)で、蹴上げ寸法の2倍に踏面寸法を加えた寸法が550mm~650mm以内。ちょっと難しいですが、緩やかに設定されております。
参考にしていただければ幸いです。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
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