2020年07月27日
【なぜ賃貸物件に入居するのに火災保険が必要】事故があったら最悪です。加入は必須です。
こんにちは二葉不動産の原です。
【なぜ賃貸物件に入居するのに火災保険が必要】
物件をご紹介している際、または申し込みで見積もりをする際に質問されます。「なぜ賃貸物件に入居するのに火災保険が必要か」です。
一般的には建物にかかっているから不要ではないか、入りたくない、お金がもったいないという声があります。
【火災保険の内訳は「家財保険」「借家人賠償保険」】
火災保険というのは総称でして、弊社では【宅建ファミリー共済(宅建協会の子会社)】が扱っております【新住宅用賃貸総合保障保険】を斡旋しております。
正式名称を書きますと長くなり、または誤解を与えやすいので、募集図面などには「火災保険」といった総称で記載されています。
では、本題のなぜ入ってもらわないといけないのか。
賃借人(借りる方)に入ってほしい内容は「家財保険」「借家人賠償保険」です。
「家財保険」は、自分のもっているテレビ、冷蔵庫などの電化製品、服や小物などが、
①火災、落雷、破裂、爆発。
②風災、雹災、雪災。
③住宅外部からの物体の落下、飛来など。
④漏水による水漏れ。
⑤騒擾、集団行為による暴力行為。
⑥盗難による盗取、損傷、汚損。※限度あり
⑦通貨・預貯金・証書の盗難。※限度あり
⑧水災。※限度あり
が対象です。特に④による事故が非常に多いのが特徴です。
【なぜ漏水による水漏れ】
一番トラブルが多いのが、「漏水による水漏れ」です。
なぜ起きるのか?
ほとんどが「室内洗濯機置き場の洗濯機ホースが排水口から外れてしまった場合」です。排水口からホースが外れた場合、洗濯機の水がダイレクトに下の階へと流れていきます。しかも排水ですので下の階に水漏れだけでなく汚してしまうこと、家電を破損してしまう可能性があること、ソファーやテレビから小物まですべて水漏れになると大変な被害です。平気で〇〇万円に達します。
そのためこの保険で入っていると「給排水管の劣化」でなければ対応していただくかと考えます。被害総額等は実際の被害に対して保険会社が算出されることになります。
とても怖いことなので保険を斡旋しております。
【借家人賠償保険とは】
これが一番重要な部分で、火災等により貸主様(所有者様)に被害が出た場合に出るお金です。1年を通しますと火災が日本全国で発生しており決して他人事ではありません。
上記の「家財保険」「借家人賠償保険」が含まれている保険に加入していただくことが条件です。
【その他の費用について】
不測かつ突発的な事故(洗面台を割ってしまった、ガラス窓がヒビが入ってしまった)などの費用をだしてくれることもあります。ここは保険会社により条件が異なりますので要確認です。
もし孤独死などをしてしまった場合には「特殊清掃費用」「遺品整理費用」などがでる保険もありますが、保険金額が高額になります。弊社としては一定年齢を超えた方の入居には必須項目にしております。
給湯器の凍結による事故も対象ですが、東京・神奈川はそこまで冷えることがほぼないため、毎日のように利用していれば凍結はしません。
詳細は各不動産業者保険募集人にご確認を。
【保険屋に知り合いがいるのでその方に依頼したい】
【加入期間と費用について】
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。