有限会社二葉不動産

2020年10月16日

【宅地建物取引業者数、6年連続の増加】たしかに新規入会数が増えています。では二葉不動産は？

こんにちは二葉不動産の原です。

 

【宅地建物取引業者数、6年連続の増加】

 

10月16日に国土交通省が2019年度の宅地建物取引業法の施行状況調査結果を公表しました。

 

20年3月末の宅地建物取引業者数は、大臣免許が2,603業者（前年度比1.3％増）、知事免許が12万3,035業者（同0.9％増）とそれぞれ増え、全体では12万5,638業者（同1.0％増）と、6年連続で増加。

 

また、19年度において、宅地建物取引業法の規定に基づき国土交通大臣、または都道府県知事が行なった宅地建物取引業者に対する監督処分については、免許取消処分が109件（同12.8％減）、業務停止処分が32件（同3.2％増）、指示処分が57件（同119.2％増）。合計で198件（同8.8％増）となった。

 

 

業者数の増減内訳は、新規免許（転入の免許換えを除く。）が 5,651 業者（5,692 業者）、 廃業等（転出の免許換えを除く。）が 4,391 業者（5,022 業者）となっています。 平成 30 年度末と比較すると、新規免許件数（転入の免許換えを除く。）が 41 件減少し、 廃業等件数（転出の免許換えを除く。）は 631 件減少しました。 廃業等の 4,391 業者（5,022 業者）の内訳は、廃業 3,750 業者（3,728 業者）、期限切れ 524 業者（1,159 業者）、免許取消 117 業者（135 業者）となっています。

 

大臣免許というのは、県をまたがって不動産店舗を構えている会社のことを言いまして、大手や中堅が多いことが特徴です。知事免許はその県のみで不動産業を営んでいることで弊社も知事免許になります。

 

比率で見ますと、新規5,651、廃業4,391と新規のほうが1,200件近く多いことがわかります。増えていますね～。

 

【不動産業はいかに長く続けられるか】

 

私は店舗の調査の係を担当しておりまして、先輩と一緒に訪問するのですが、今まで不動産業者で働いていなく他業種からの挑戦の方がたくさんいらっしゃいます。

 

アパレル、学校の先生、雑貨関係、大手代理店業・・・さまざまですね。

 

決して悪いことではありません。不動産業は「お客様との取引が成立」した証としていただける報酬（仲介手数料）が、普通の事業と比べると高いので魅力的に感じる方もいらっしゃるのではないかと考えます。

 

ただその高い報酬の裏には、さまざまな調査をしなければいけないこと、間に入って話をうまくまとめなければいけないことがあります。長年営業していればしているほど難しいなと感じます。

 

弊社もおかげさまで先代たちが築いてきた歴史、そしてお客様方がいらっしゃいます。その方々からご相談される内容は正直簡単ではありません。

 

不動産を扱う以上、知識をつけていくことはもちろんですが、すべてを回答するのはなかなか困難です。そのためには、わからないことは先輩や弁護士先生、税理士先生、司法書士先生などに相談して回答することが必要です。

 

私は二葉不動産という長く続いた企業をいかに継続させるか、皆様に喜んでいただけるようにしなければならないなと強く感じております。

 

今後も厳しい時代ではありますが、頑張ってまいります。