2020年10月17日
【住宅ローンの滞納、未払は危険】コロナ禍で大変な時期ですがまずは銀行に相談を。
こんにちは二葉不動産の原です。
【住宅ローンの滞納、未払は危険】
本日YAHOOを見ていましたら、とある芸人が銀行からローン融資を受けたけど、コロナ禍のせいで収入が少なく支払いに困っているという記事と、家をなくしてしまうとは・・・という記事を見つけました。
コロナ禍で収入減になっている方はほとんどです。収入アップしている方はまれなのではないでしょうか。残念ながら支払いは勝手に減額してくれません。私も住宅ローンの支払い、車のローン、そのほか子供のために組んだローンの返済がありますがまったくといってもよいほど待ってくれません!
では万事休すなのでしょうか?
銀行は滞納したら催促してきますが、ある一定の金額まで滞納しますと(だいたい6か月)一括返済を求められまして、無理であれば裁判所を通じて第三者に売却する措置をとります。これは競売といいます。競売は裁判所により金額が算出されるのでかなり残念な金額で評価されてしまいます。具体的には抵当権の実行といいます。
所有者が第三者になりまして、共同住宅であれば競売により取得した購入者(競落人)は入居者(賃借人)に対して建物取り壊しのために退去するよう求めることができ、入居者は6か月以内に退去しなければなりません。これを競売による退去といいますが、競売で落札した買受人は敷金の授受がないため入居者が困る状態になります。これは入居者もとても不利であります。
【銀行や不動産業者に相談を】
そうなる前に任意売却という制度を早急に利用することを不動産業者としておすすめしますが、まずは滞納しそうになった際に銀行に融資の期間延長の相談をしましょう。銀行も状況を把握しておりますので話は聞いてくれます。
不動産業者も一緒なのですが、支払いに困ったら事前に相談していただくと救済措置のご提案ができます。何もアクションもなく無断で滞納するのでこちら側もそのような措置になってしまうのです。
私も決して余裕があるわけではありません。本当に困ったら融資先に出向いて相談します。今は異常事態ですので、なんとか耐えて乗り越えていきましょう。
まずは「相談」です。一人でもこの記事をみて助かってくれる方がいてほしいと願います。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。