2020年12月11日
【東京オフィス空室率、6ヵ月連続で上昇】賃貸業としてテナント中心か、住居中心か。
こんにちは二葉不動産の原です。
【東京オフィス空室率、6ヵ月連続で上昇】
オフィス中心の賃貸業者様としては死活問題です。【東京オフィス空室率、6ヵ月連続で上昇】という記事を見ました。調査対象は、空室率が基準階床面積100坪以上の事務所ビル。推定成約賃料は同100~300坪の事務所ビルの空室1坪当たりの単価(共益費込み、税抜き)で計算。
東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は4.58%(前月比0.49ポイント上昇)と6ヵ月連続で上昇した。新型コロナウイルスの影響で潜在的な空室を控えており、今後も上昇するとみられる。1坪当たりの推定成約賃料は2万3,682円(同93円下落)となった。
区別では、千代田区が3.53%(同0.4ポイント上昇)、
中央区4.77%(同0.16ポイント上昇)、
港区5.09%(同0.67ポイント上昇)、
新宿区5.37%(同0.99ポイント上昇)、
渋谷区4.67%(同0.04ポイント下落)となった。
その他の都市も、
名古屋は空室率3.23%(同0.36ポイント上昇)・1坪当たり賃料1万2,532円(同147円上昇)、
大阪は2.63%(同0.13ポイント上昇)・1万1,938円(同189円下落)、
福岡は2.85%(同0.22ポイント上昇)・1万5,356円(同255円下落)、
札幌は1.88%(同0.33ポイント上昇)・1万1,441円(同42円下落)、
仙台は4.10%(同0.15ポイント上昇)・1万1,898円(同33円上昇)となった。
全体的に下がっておりますね。
【今後どうなるのか】
現在もテレワークを行っている企業が多くある中で、はたして大きなオフィスが必要なのか?という変革の時期になったと考えております。
私は今まで、オフィス中心の賃貸管理業者は安泰だなと強く感じておりました。特に港区、千代田区等のオフィスは賃料も高く、広い場所が多いので管理手数料も多く入るということです。弊社は住居メインで単身者向けの物件を多く取り扱っております。オフィス系ばかりの不動産業者様ももちろん存在し、各駅には昔からの老舗企業があり地域の大型物件または優良物件を多く取り扱っています。そのためみなさん羽振りがよくいいなーと思っておりました。
はたして今も羽振りがよいのでしょうか?最近コロナ禍で不動産業者様と交流できていないのでよくわかりませんが・・・決していい状態ではないだろうと推測します。
今回の「コロナ禍」の影響により不動産業界も大きく変わろうとしているのではないかと思います。今後、以前と同じようにオフィスが入るのか?WEB会議で完結できるのではないか?長距離移動は以前ほど必要ないのではないか・・・などです。
正直なところ宅建協会の会議がWEBになり、移動時間と交通費の節約になりますので正直なところ「楽」でありますが、テナントの貸主様としては本当に大変だなと思います。
実際に弊社でも数少ないですが事務所店舗を募集しておりますが、なかなかお問い合わせをいただけません。
決まらない理由は「家賃等」ではなく、「時期タイミング」であると考えております。しっかりと情報を公開しアピールしていくしかないのではないかと思います。
日々情報を見ながら対応させていただきます。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。