有限会社二葉不動産

2021年01月21日

【ＵＲ都市機構と普通の賃貸物件の違い】なぜ仲介手数料がいらないのか？

こんにちは二葉不動産の原です。

 

【ＵＲ都市機構とは】

 

吉岡里帆と千葉雄大が「仲介手数料不要。ユアールデアール」と歌っているＣＭを見たことがあるかと思います。そもそもＵＲとは何か？またなぜ仲介手数料がいらないのかを説明したいと思います。

 

まずＵＲ都市機構（独立行政法人都市再生機構）は、大都市や地方中心都市における市街地の整備改善や賃貸住宅の供給支援、UR賃貸住宅の管理を主な目的とする独立行政法人。国土交通省所管。愛称は略称を冠した「UR都市機構」。 日本住宅公団を前身とし、2004年7月1日に都市基盤整備公団と地域振興整備公団の地方都市開発整備部門が統合され設立されたもの。

 

国土交通省のおひざ元ということですね。弊社ではＵＲ物件の取り扱いはしておりません。なぜかというと世田谷区の尾山台周辺にＵＲの物件がないからです。世田谷区に数件しかありません。

 

ＵＲの物件といえば、かつて分譲住宅の営業マンをしていた時に、府中のＵＲにビラを1000枚撒いた記憶がありますが、公団住宅が並んでいるエリアの不動産業者様に行けば見ることが可能です。

 

【なぜ仲介手数料が無料なのか】

 

仲介手数料が無料なのはそもそもＵＲが所有していて直接の取引だからです。間に入っている不動産業者は代理店契約をしているので借主様からではなく貸主様のＵＲから手数料をもらう形になります。

 

ＵＲの特徴は仲介手数料無料だけでなく、礼金無料、保証人不要、更新料なしが特徴です。初期費用は敷金と家賃・共益費これでは通常の賃貸借物件は不利ではないか！！ということですが、年収が一定金額以上などの資格が必要だったり、審査に時間を要すこともあります。また審査後すぐに入居してほしいということになりますので、家賃の重複が起きる可能性が高いです。

 

そして一番は「家賃が高い」ということ。場所柄にもよりますが、相場よりも1～2割近く高く感じます。

 

家賃が高く設定されているからこそ、初期費用が軽減できるということで長く住むと初期費用どころではなくなってくるということです。

 

しかしながら初期費用を抑えたい方は多くいらっしゃいます。今日の時点で調べましたら世田谷区に5件しか掲載されておりませんが、ＵＲを選択するのもひとつではないでしょうか。