2021年02月1日
【一棟売アパートの価格が上昇中】コロナ禍のニーズが変化。健美家の調査にて。
こんにちは二葉不動産の原です。
【一棟売アパートの価格が上昇中】
不動産投資と収益物件情報サイト「健美家」によりますと、収益物件の市場動向に関する2020年の年間レポートを1/21に公表し一棟アパートと、一棟マンションの価格が上昇し利回りが低下したとのこと。区分マンションは価格が低下し利回りが上昇したとのこと。
一棟アパートの全国平均価格は6,550万円。2019年の6,501万円より49万円上昇している。今まで下降傾向だったのでさらに下がると予想されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響が急速に拡大したことでユーザーの動向が大きく変化した。
具体的には密や他人との接触を避ける、もしくは経済的な不安から賃料より安い物件に移るために郊外や地方の住宅ニーズが高まった。またテレワークの普及という後押しもあって「都心神話が崩れた」という。
【なぜ価格が上昇し人気があるのか】
2020年はコロナ禍の影響で景気の先行きが不透明だったこともあり、安定した収益を得られる収益不動産が改めて注目され投資が盛んだったこと。入居者が一斉に退去するケースは少なく賃料収入が急激に減る可能性が低いからということ。特に一棟マンションの購入層である富裕層が老後のための備えとして投資するケースが目立つという。
二つ目は名古屋より西側を中心に新築もしくは築浅の物件の販売が多くあったこと。全国の主要都市別に平均価格を見てみると福岡、名古屋、京都、大阪で大きく上昇している。
ただ2021年はコロナ禍の影響で景気が停滞しているため物件価格は上昇しないのではないかと言われている。しかしながら金利の動向はもちろん、ニーズの変化にも注意が必要である。住まいの関心はより高まっており建物のスペックがこれまで以上に重要になってくるだろう。
【最近投資物件を見ても新着が少ない】
私も尾山台周辺限定でお客様のお住まい探しと並行して、投資マンションを検討したりしますが物件数が減っております。以前からブログで書いておりますが、賃貸よりも売買が好調なのはこのように投資も活発だからだということもひとつです。
正直全然魅力的な物件がない状態です。なお物件価格上昇=利回りが低下するわけです。賃貸には市場価格というものがありあまりにも高額だったりすると決まりません。尾山台エリアはここ数年上昇もほぼせず横ばいです。利回りが低下すると最終的な回収により期間を要してしまいます。1件1件慌てず吟味するべきですね。
新聞を読んでそれだけ投資物件購入=賃貸経営が活発になってきているということは、新規オーナーから賃貸物件の募集をご依頼いただけることを期待して精進してまいります。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。