2021年06月29日
【立ち退きによる立ち合い】想像以上に大変な業務です。
こんにちは二葉不動産の原です。
【立ち退きによる退去立ち合い】
この業務は私の中で三番の指に入るくらい大変な仕事です。
貸主様の事情や、建物老朽化により賃貸物件を維持できないことから入居者様に立ち退きを要求する仕事です。
細かい条件については皆様のプライバシーがありますので控えますが、入居者様は新たな物件を探さないといけなく、引っ越しが必要になります。
一般的な仕事をしていて収入があり、どこに引っ越ししても問題ない方はいいのですが、ご年配で引っ越し先がなく、次の物件も審査等で降りない可能性がある方、または立ち退きを拒む方がほぼ確実にいます。
そうなりますと、強制力はありませんで、話し合いで解決していくしかありません。
貸主様や借主様の思いを汲み取りながら、一つずつ解決していかないといけません。
【立ち退きは簡単ではない】
また残念なことが、貸主様のなかでは立ち退きを安易に考えている方がいらっしゃいます。
次のことばかり考えていて、【建築会社に早く追い出してくれ】、【この時期に契約して欲しいから早く賃貸の不動産業者に催促してくれ】など建築会社側がふっかけてくることもよくあります。
片方が勝手なことを言っているとまず全室退去は難しいかと思います。
まず貸主様側からの解約は6ヶ月前予告および、正当事由が必要です。
建物老朽化も正当事由にあたりますが、借主様の了解が必要です。強制的に終わることはできないのです。
次の建築についての予定もわかりますが、入居者は借地借家法で保護されていることを念頭に置いて対応しなければなりません。
また昨日も立ち退きの相談がありました。次に募集できることを期待しつつ難しい業務を対応して参ります。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
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