2021年08月5日
【賃貸住宅管理業の申請】ネットだと時間がかかるので郵送に。
こんにちは二葉不動産の原です。
【賃貸住宅管理業の申請】
管理委託契約を200戸以上ある賃貸管理業者は今年の6月より、賃貸住宅管理業法の改正により、国土交通省(地方整備局)に賃貸住宅管理業の申請をしなければならなくなりました。登録の申請にともない書類を集めるのですが、まーーーー大変!時間がかかりました。
自分が申請したことまでをまとめてみました。
【ます集める書類が多い】
登録申請を行う際に集める書類がとても多いです。まず国土交通省の登録方法を確認し、書類を集めます。
必要な書類は
①登録申請書 1面から6面(6面については別途説明)
②定款又は寄付行為
③登記事項証明書
④法人税の直前一年の各年度における納付すべき額及び納税済額を証する書面
⑤役員が破産手続き開始の決定を受けていない市町村長の証明書(身分証明書)
⑥役員並びに相談役および顧問の略歴を記載した書面
⑦株が100/5以上もっている者の内容
⑧最近の事業年度における貸借対照表、損益計算書
⑨業務の状況に関する書面
⑩業務管理者の配置状況(移行講習の証明書、賃貸不動産経営管理士証の写し)
⑪誓約書
⑫管理物件一覧表
⑬返信用封筒
これだけの準備書類が必要でした。
【大変だった項目】
①登録申請書 1面から6面
これは国土交通省 賃貸住宅管理業申請ページからダウンロードするのですが、細かいことを聞かれます。従業員に依頼して略歴を聞いたりしなければなりません。
特にびっくりしたのは、6面の登録免許税の書類添付。と書いてあった場所で、最初は意味がわからなくさまざまなQ&Aを見ましたら、1行だけ「賃貸住宅管理業の申請の際には登録免許税90,000円を納付すること」と書いているではありませんか!
90,000円安くありません。。。でも申請しないといけないわけです。登録免許税というと税務署なので、玉川税務署に訪問し、伝票をいただき近くの郵便局で納税してきました。
③登記事項証明書
これは企業の「履歴事項全部証明書」です。わざわざこの書類をとるために法務局まで車で行って取得してきました。ネットで取得もできますが、このような公的な場所へ申請するときには基本的に原本申請なので仕方がありません。
⑤役員が破産手続き開始の決定を受けていない市町村長の証明書(身分証明書)
これは会社の役員が破産していないかの証明書(身分証明書)が必要なため、母親と等々力の玉川支所で取得してきました。この書類は「本籍地」に限ります。私は世田谷区が本籍なのですぐに取れましたが、人によっては郵送申請しなければなりませんね。
⑩業務管理者の配置状況(移行講習の証明書、賃貸不動産経営管理士証の写し)
これが時間かかりました。まず賃貸不動産経営管理士の有資格者は業務管理者への移行講習を受講しなければなりません。当社では3名おりました。全員合格しそれで初めて申請できます。
この講習も1名あたり7,700円かかりましたので、費用と時間がかかりました。
その他貸借対照表や損益計算書など添付しなければならない書類が多く、すぐに申請できないのが難点でしたね。
やり直しがなく登録できてほしいなと思います。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。