2021年09月18日
【年々変化する契約書】その時代によって記載事項が違うので基本は原契約で判断します。
こんにちは二葉不動産の原です。
【年々変化する契約書】
当社では長年賃貸物件に入居していただいているお客様が多くおります。20年以上の方もかなり多いです。その長いお客様についてですが、その物件を退去するときに行われる、原状回復等の敷金精算をする際に、入居当時の契約書においての契約事項に沿って行います。
昔の書式はB5 1枚の書式や、A4 2枚のパターンが多く、現在の数十ページにまとめられている書式とは違います。特約事項も書いてあって数行です。そこに記載している特約事項以外は、一般的に国土交通省ガイドラインや、東京都紛争防止条例に伴う説明書の原状回復の考え方に沿って精算します。
一般的には長年住んでいただきましたお客様には感謝を込めて、ほとんどの敷金をお返しすることが多いですが、あきらかに使い方がひどかった場合や、故意過失によって物を破壊している場合などはペナルティでいただくようしております。ここも最終的には借主様と貸主様がお互いに納得し精算できる前提です。長く住んでいただいているということはほとんどの確率でトラブルも少なくいいお客様の傾向が強いですね。円満に解決することが多いです。
しかしながら今まで住んでいてトラブルがあった方の敷金精算は手を焼きます。最後の最後で言い合いになってしまいます。話し合いは長期化しいいことがありません。お互いに信頼関係が必要なのだと考えます。
弊社としても年々増える紛争またはトラブルに対応するため契約書の内容に変化をつけております。先日も貸主様と借主様でトラブルがあり相談を受けました。その内容も弊社としてきちんと記載したほうがよいと判断し追加しました。もちろん偏らないよう調整は必要です。
交渉事が多い業種ですが、これは貸主様・借主様が納得し、安心して利用していただけるよう、また家賃の遅延や損害賠償等がないように防止する役目を果たしております。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
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