2022年05月30日
【借地権底地権の売却】まずは話し合いを。一方的ではまず成立しません。
こんにちは二葉不動産の原です。
【借地権底地権の売却】
古くから賃貸業をしておりますと、土地の賃貸契約も担当することがあります。私の先代(祖父の時代)に借地契約を行い更新を2回近くおこなってくると、底地人(貸主)、借地人(借主)ともにお歳を召してきます。
更新を何度も行ってくると、今後の起きる相続等のことにより、底地人は土地を整理しよう、借地人は建物を解体して更地に変換するか、または底地人に対して借地権の権利を買ってくれないかという話になります。
その際に相談を受けるのですが、底地権借地権の売却等の話は、いきなり本題にはいるのではなく、「底地人借地人の現状を知る」ことが何よりも重要です。
まずは手紙を送付し、お話し合いできる機会をいただき、現状を聞きつつその求められている取引が可能か、不可能かを考えなければなりません。一方的に書類を送付しいきなり値段や持分などを主張すると相手は怒ります。お互いの状況を把握することがまず最初です。
可能であれば次の段階、不可能であればどうすればよいかを、何度も借地人底地人と顔を突き合わせて話す必要があります。
取引は何よりもお互いに納得した上行うことが重要です。時間は要しますが、やるべきことを行いながら進めていくことが重要で、お互いに笑顔で気持ちよく引き渡しできるように取り組んでいかなければなりませんね。
最近相談がありましたのでしっかりと対応させていただきます。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。