有限会社二葉不動産

2022年07月26日

【土地建物を所有されているオーナー様に注意】最近飛び込みや電話でのセールスが増えています。

こんにちは二葉不動産の原です。

 

【土地建物を所有されているオーナー様に注意】

 

弊社でお世話になっている貸主様（オーナー様）と話すときに最近よく聞くことが、知らない不動産業者様から直接ご自宅へ飛び込みや、電話でのセールスが増えていて対応に困っているといったことです。それはなぜできるのでしょうか？

 

【法務局などで簡単に不動産登記情報を取得できる】

 

不動産の情報は「法務局」または「インターネットの登記情報提供サービス」でお金を払えばだれでも登記情報を取ることが可能です。登記情報の所有者に関する事項「甲区」を見ると、誰が所有者か、住所はどこかを調べることができます。その後住所名前で104に電話して番号を聞けば、住所・名前・電話番号を取得できます。

 

なおすべての方が104に登録されているわけではありません。その場合には自宅にさまざまな不動産業者様（特にＣＭで宣伝しているようなところ）からＤＭやチラシがきますね。

 

なお私も尾山台と川崎の自宅を所有しておりますが、私にすらＤＭが届きます。前に二葉不動産に電話してきた強者がいましたので撃退しましたが。。。私は完全無視です。

 

【なぜ飛び込みや、セールス電話が横行するのか】

 

不動産業者様によっては自社で物件の扱いが少ないと、その情報を取得し、飛び込みでセールスをして何とか獲得するといった動きをします。その動きが最近ひどいということでした。理由としてはここ数年、不動産の販売が好調で、販売会社としては早く販売したいこと、今まで銀行の金利が低金利などの理由もあったことから情報が不足していることが挙げられます。そのため何とか不動産業者は「仕入れ」という名目で飛び込みして情報を手に入れたいのです。

 

【弊社などからすると営業妨害に近いです】

 

日頃から対応している私共からすると営業妨害に近いものがあります。たしかに所有者様が判断して「二葉不動産ではなく〇〇に依頼する」とお話されて、募集が変わるのであれば弊社としては「コミュニケーション不足、力不足だった」と反省せざるえませんが、そのようなことは避けたいです。

 

【今までの信頼関係を大切に】

 

弊社としては日頃お世話になっている貸主様と今後も円満にお付き合いしたいと考えております。かつて、尾山台のオーナー様が所有しているとある物件の件で、都心の不動産業者からセールス電話があり、募集を依頼したけど途中で考え直して弊社に依頼してくださったことがありました。これは以前から先代がいろいろと相談役として徹していたこと、私もそのお客様のご子息と知り合いだったことなどもあります。おかげさまで早期に売却することができ私としてもホッとしました。

 

【他の不動産業者ができるのであれば当社でも対応可能】

 

不動産業者は「宅地建物取引業免許」を取っているので、弊社でも賃貸だけでなく売買ももちろん対応可能です。（信託受託権売買などマニアックなのは別の免許が必要）。

 

私は貸主様のアパート、マンション、土地（借地含む）の賃貸管理が専門ですが、依頼を受けて毎年数件ですが売買をしております。これは区分所有の分譲マンションも一緒です。他の不動産業者ができるのであれば基本的には当社でも対応は可能です。ただしかなり遠方だったりとか、複雑な権利関係から小規模ではなく大規模の問題だった場合は、人的なことと時間的なことがありますので、私が信頼できる不動産業者様をご紹介します。

 

昨年も管理を受けましたが、弊社のエリアではなく貸主様・借主様のことを考えて信頼できる不動産業者様に御願いしたこともあります。信頼出来て安心取引するのが一番ベストです。

 

【そのようなセールスの断り方】

 

さて、一番気になる「断り方」ですが、私は、「すべて■■不動産に任せている」「何かあったら■■に直接電話してくれ」と伝えてください。それでも引き下がらない場合はオーナー様と管理会社連名に警告書を送ったりや、最終判断として行政（不動産免許を管理しているとあるところ）に相談する方法もあります。

 

まずはお願いしているところに通してほしいと伝えていただければ、ほぼ解決できます。あとは管理会社様が調理してくれます。

 

ここ一ヶ月に3人の貸主様から相談がありましたので、私の想いを書かせていただきました。参考にしていただければ幸いです。

 

 
 

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