2022年07月29日
【JR東日本が赤字路線を発表】JR西日本に続いて。解決するには・・・
こんにちは二葉不動産の原です。
【JR東日本が赤字路線を発表】
JR西日本に続いて昨日の28日にJR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報を開示します」という記事が発表されました。朝日新聞の朝刊にも掲載したことが書かれておりました。私も気になりまして、JR東日本のホームページからダウンロードしてみました。
2020年の実績においての2000人/日未満の路線。営業係数(100円稼ぐのにいくら経費がかかるか)。
※例 吾妻線 売上12百万円、経費472百万円 収支▲460百万円 営業係数 3861円(472,000,000÷12,000,000×100)≠営業係数
35路線66区間が対象。
見てみると、なかなか厳しい数値が並びますね。トップ5というと、
【5位 飯山線 戸狩野沢温泉-津南 営業係数 13945】
【4位 花輪線 荒屋新町-鹿角花輪 営業係数 14499】
【3位 久留里線 久留里-上総亀山 営業係数 17074】
【2位 磐越西線 野沢-津川 営業係数 17706】
そして1位は
【1位 陸羽東線 鳴子温泉-最上 営業係数 22149】
となりました。
どの路線も区間での算出の為、営業係数が少ない区間もありますが、1位の鳴子温泉と最上の間においては、売上が5百万円、費用が448百万円かかっております。これはすごい・・・
こうやってみますと、どの区間も車社会だなと感じます。久留里線の久留里上総亀山の間に、親戚と訪れたゴルフ場がありますが、久留里線に乗ってゴルフのラウンドをすることはないだろうな・・・と。千葉においては電車で東京駅から2時間あれば到達できる場所ですが、なかなか厳しい現実です。
解決方法としては、まず地元民が利用することです。行政で補助をだしてでも乗ってもらわないと廃線になるだけですからね。そのような廃線の議論になると地元は「困る」という話になりますが、その方々に最近〇〇線に乗車しましたか?と聞くと、ほとんどの方が利用していない・・・それが現実です。これを変えない限り廃線だと考えます。
私共の違う場所に住んでいる人間は、旅行・観光として積極的に訪れるしかないと思います。私も今年は東日本の路線を回りたいなと考えております。いければいいのですが・・・
必要な路線も数多くありますが、JRも一般企業になっております。赤字を減らしたいのは当たりまえなことです。今後も行政との議論が気になるところです。
みなさん鉄道に乗りましょう。そして地元にお金を落としましょう。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供3名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
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