2020年04月23日
【オーナー様向け 家賃の相談が増えております】弊社の考え方と対応について
こんにちは二葉不動産の原です。
【賃料が払えない、時期を延期してほしいという声が】
4月24日現在、来月の家賃が続々と入金されます中、事業を行っている方を中心にさまざまな電話を受けております。内容については、
「家賃が払えないので値下げしてほしい」
「支払い時期を延期してほしい」
といった苦痛な声です。
新型コロナウイルスにより、5月6日まで緊急事態宣言により会社(店舗)を休業している場所は多くあります。6日まで休業することにより市町村から支援金がもらえる予定?であります。
【二葉不動産としてはどうお答えしているか】
私共としては借主様に対し、どの方にも、「家賃減額や延期などは貸主様との協議のうえとなります」とまずお答えし、 【賃貸借契約においては決め事で賃料は月末(または28日)までに翌月分をお支払いすることと賃貸借契約書に記載されており、貸主様と借主様との取り決めになっている義務です。】と説明させていただいております。
それからもし難しいようであれば、
「支払いできる金額をお支払いされて、この状況が回復した時に滞納額について分割等で支払ったらどうか」とお伝えしております。払えないからすべての金額を滞納するのではなく、まずお支払いできる部分をしていただき、貸主様に対して「今後も借りたい」と伝えるのはすごく重要なことです。貸主様と借主様の信頼関係が一番壊れるのは「家賃の滞納」ですから。
【貸主様と借主様の立場もさまざま】
私共は貸主様と借主様の間に入っている立場としてお互いの状況をお伺いしております。
借主様からは昨今の状況で厳しい状況になっているのはどの方も一緒で、借主様で仕事が休業になってしまい月末の給与の見込みがない、バイト代が入らない、資金繰りが大変だという方の声を多く聞いております。
貸主様においては銀行に借入を行っており返済しなければならない方もおります。借主様からいただいた賃料から返済に回している方も多数おります。税金の支払いもあります。
【お互いに歩み寄っていくことが重要】
新型コロナウイルスの影響で仕事が減っている方は多数おります。弊社も例外ではありません。何とかこの状況が早期に回復することを願っておりますが、どんな時でありお互いに歩み寄っていく必要はあります。一方的に値下げ交渉したり、拒んだりするのではなくともに相談しながら進んでいくのがいいのではないかと考えます。
この状況がいつまで続くか不透明でありますが、せっかく「借りていただいている」「貸していただいている」わけですからお互いに協力されて困難を乗り越えていければよいのではないでしょうか。
【他の物件を募集されていてお困りのオーナー様へ】
ご依頼しておる不動産業者様はいかがでしょうか。またはご自分で物件管理を行っている貸主様もいらっしゃるかと思います。不動産業者の意見として参考にしていただければ幸いです。もしこのような内容の相談でありましたら遠慮なくお問い合わせください。
【この記事を書いた担当者】
担当 有限会社二葉不動産 原 啓輔
出身 東京都世田谷区等々力
尾山台小学校・尾山台中学校卒
家族 妻・子供2名(子育て中です)
趣味 ドライブ・鉄道・旅行、最近ゴルフを
始めました。
一言 23歳の時より不動産業界で仕事をさせ
ていただき、15年近くになり賃貸
売買ともに経験いたしました。
尾山台に20年以上住んでおりますので
物件だけでなく街情報もご案内します。
尾山台周辺のアパート、マンション、
事務所・店舗の賃貸・売買については
お気軽にお問い合わせください。