有限会社二葉不動産

2020年04月24日

【緊急小口資金について】新型コロナウイルス対応で変更に。条件は良く見て検討を。

こんにちは二葉不動産の原です。

 

【緊急小口資金のご案内】

 

 

日々ニュース報道を見て、皆様のお役に立てる情報を収集しております。今回は社会福祉協議会で対応されている「緊急小口資金」についてです。

 

【どんな制度でしょうか？】

 

個人ではなく「世帯の自立」を支援する制度です。世帯の状況を把握し、「貸し付けが支援になる」と社会福祉協議会が面接し判断の上融資となります。生活困窮者支援制度（住宅確保給付金など）を連携して支援されます。

 

 

【収入金額、借入金額、返済期間に注意】

 

・貸付限度額　100,000円の必要額

・貸付利子　無利子

・据置期間　2ヵ月

・返済期間　12か月以内（1年以内）

・返済方法　口座引き落としで月賦返済

・連帯保証人　不要

 

低所得世帯であり、緊急かつ一時的に生活維持が困難であること、返済の見通しが立つことが重要です。また間違えてはいけないのは給付金ではなく借入だということです。返済しなければいけません。

 

【貸付対象事由に該当することが必要】

 

貸付対象事由はこちら

・医療費または介護費を支払ったことなどにより臨時の生活費が必要な時。

・火災等の被災によって生活費が必要な時

・年金・保険・公的給付等の支援開始までに必要な生活費

・会社から解雇、休業等による収入減

・滞納していた税金、国民健康保険料、年金保険料、公共料金を支払ったことによる支出増

・給与などの盗難等により被害を受けた場合による支出増

・社会福祉施設等からの退出に伴う賃貸住宅の入居に伴う敷金、礼金等の支払いによる支出増

・初回給与支給までの生活費が必要な時

 

※下記の世帯は利用できません。

・生活保護世帯

・収入がないか、または少ないために恒常的に生活全般に困窮している世帯

・多額な負債がある方及び返済が滞っている世帯

・債務整理の予定がある方及び債務整理中の方がいる世帯

・生活状況が確認できない世帯

 

もちろん条件に合わなければ貸付対象にはならないということですね。

 

【必要書類がかなり多い】

 

銀行のローン申し込みに近いくらいの書類提出が必要です。

・借入申込書

・住民票の写し

・本人確認書類（運転免許証、パスポート、住民基調台帳カードなど）

・健康保険証

・借入申し込み者の世帯収入証明

・借用書（窓口で記入）

・借入申込者の実印・印鑑証明書

・預金口座振替依頼書

・借り入れ理由による確認書類（医療費の領収書など）

・その他（個人個人で）

 

 

【追加：緊急小口資金（特例貸付）】

 

 

※新型コロナウイルスの影響により特例貸付制度が2020年3月25日より行われております。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯とします。※他区市町村の社会福祉協議会で今回の特例貸付を既に受けている世帯は対象外です。

 

条件はこちら。

 

 

・貸付額　　　20万円以内（一括交付）

・貸付金交付　申請から交付まで1週間程度

・措置期間　　1年以内

・返済期間　　2年以内（24回以内）

・連帯保証人　不要

・利子　　　　無利子

※返済期限までに返済が完了しない場合、残元金に対して年3％の延滞利子が発生します。

 

 

【追加：総合支援資金　生活支援費（特例貸付）】

 

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難になっている世帯とします。※他区市町村の社会福祉協議会で今回の特例貸付を既に受けている世帯は対象外です。

※本資金は、緊急小口資金（特例貸付）と同時に貸し付けることはできません。

 

・貸付額　　　二人以上世帯：月額20万円以内、単身世帯：月額15万円以内

・貸付金交付　申請から交付まで、最短20日

・貸付期間　　原則3か月以内

・措置期間　　1年以内

・返済期間　　10年以内（120回以内）

・連帯保証人　不要

・利子　　　　無利子

※返済期限までに返済が完了しない場合、残元金に対して年3％の延滞利子が発生します。

 

詳細は上記同様、社会福祉協議会へ。当ブログの内容につきましてはあくまでもパンフレットと世田谷区のホームページを参考に書いただけになりますので、詳細は最寄りの社会福祉協議会にお問い合わせください。責任は一切負えません・・・